独習で応用情報技術者試験に3ヵ月かけて合格しました!この記事では、勉強方法と使った参考書を書いていきます。この記事は
- 参考書選びに迷っている人
- 効率のいい勉強方法を探している人
- IPA資格に苦手意識を持っている人
におすすめです。
バックグラウンド
基本情報技術者試験(FE)を5月末に取得。6月からAPの勉強を始め、10月の2週目の日曜日に行われた試験で合格。ちなみに基本情報では取得にすごく苦労していまして、3回目でやっと合格しています。FEのときは勉強の仕方が効率悪かったので反省し、応用情報では効率的に対策した結果、短期間での合格につながったと思います。
▼▼そのときの記事はこちら
使った参考書・あまり使わなかった参考書
独習には自分にあった参考書選びが大事だと思います。今回用意した参考書です。
使った参考書
ITEC 応用情報技術者 午後問題の重点対策
午後問題対策のメイン!過去問題からポイントをしぼって詳しい解説あり。
解説が丁寧でわかりやすい(やさしい♡)ので重宝しました。
ITEC 応用情報技術者 総仕上げ問題集
午後問題対策の仕上げとして。最新3回分の午後問題の解説つき。
直前の過去問演習の強い味方。
実績から予想された、得点配分が予想できるようになるのもいい。
翔泳社 出るとこだけ!応用情報技術者 午後
午後問題を何選択するか決めるための情報がつまっています。
FEのときもお世話になりました。
あまり使わなかった参考書
キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者
辞書的に使おうかなと思って購入しましたが、結局あまり使うことはありませんでした。
極選分析(ごくせん)応用情報技術者予想問題集
問題がちょっと難しいかも。。。余裕のある方にはおすすめですが、わたしはこの本まで手が回りませんでした。
応用情報の勉強方法・方針 気をつけたこと
午後対策を中心に
基本情報では栢木先生本を最初から読んで、午前対策、午後対策がほぼできないまま試験なんてことをしました。結果、時間がかかってしまったのかなと思います。なので今回は、1週目から午後対策をはじめ、合間に過去問道場で過去問を解いていきました。わからない問題は過去問道場の解説を読む。キタミ式は辞書的に使ったりもしましたが、あまり頻度は高くなく、(特にFEを取得していたら)過去問道場の解説で十分かなと思います。
午後の選択問題選び
午後問題は、情セキュ(必須)のほか、
- ストラテジ
- プログラミング
- システムアーキテクチャ
- ネットワーク
- データベース
- 組込みシステム開発
- 情報システム開発
- プロジェクトマネジメント
- サービスマネジメント
- システム監査
から4つを選択します。「得意そうだから」とかイメージで選ばず、一度過去問を解いてみて決めたほうがいいです。なぜなら、選択科目によってレベルにばらつきがあり、(有名なところでは、組込、プログラミング)かなり簡単な傾向にあります。
実際わたしも組込系は全く経験がありませんでしたが、組込を選択しました。FEではアルゴリズムに苦戦しましたが、そんなわたしでもAPのプログラミングは難しくないかなと感じました。
午後対策
1週目~3週目 何を選択するかざっくり決める
>>使った参考書
午後問題の重点対策で解けそうかな?という分野の問題を一通り解いてみます。 この頃、選択は
- ストラテジ
- プログラミング
- システムアーキテクチャ
- ネットワーク
- データベース
- 組込みシステム開発
- 情報システム開発
- プロジェクトマネジメント
- サービスマネジメント
- システム監査
という感じにしようかなとなんとなく思っていたのですが、これでは点が取れんぞ。。。と考えなおすことにしました。
4週目~6週目 でるとこだけを読んで再編成
>>使った参考書
でるとこだけを一通り読んでみました。字も大きく、内容も難しくないので無理なく読めるのもありがたいところ。この本には難易度や、データに基づいた具体的なおすすめ科目が掲載されているので、それも参考にしました。そして午後科目を見直します。
- ストラテジ
- プログラミング
- システムアーキテクチャ
- ネットワーク
- データベース
- 組込みシステム開発
- 情報システム開発
- プロジェクトマネジメント
- サービスマネジメント
- システム監査
データベースはFEのときは得点源だったのですが、APでは使い物にならず…SQLが読めるだけだとちょっと難しいです。逆に、FEのときにあれだけ苦労したプログラミングはAPでは意外な得点源になりそうでした、また、組込みシステムに関しても、わたしはまったく業務で未経験なのですが、出題パターンが決まっているので得点源になり得ることがわかりました。
7週目~12週目 ひたすら過去問演習
>>使った参考書
FEの反省を生かし、早いうちに過去問演習に着手します。このとき、できなくてもいいので、時間を計りました。午後問題は2時間半で5問なので、単純に割ると1問30分で解けばいいのですが、ちょっと余裕をもって、演習時間は25分と決めます。午後問題は時間勝負なところもあるので、時間の感覚を身に着けておくことが功を奏したと思います。
過去問題は、IPAのサイトからダウンロードすることもできます。
午前問題
午前問題は、隙間時間に過去問道場で演習するのみでした。
利用しなかったけど、いいかもと思った対策
試験直前にITECやTACで模試が受けれるので、自宅受験可能だし、模試は受けといてよかったかもしれないなぁと思います。また、有料の講座なんかもあるので、余裕があればいいかもしれません。資格の学校よりもお安めかな~という印象でした。
これを読んでくださったみなさまが合格できることを祈っております♪コツコツすぎて嫌になるかもしれないけど、そんなときはこの合格記を読んで、あきらめずに頑張ってくださいね!!